スクワットで、アンチエイジング

体を動かさないと、筋肉が落ちていくことは、どなたも御存じだと思います。

適度な運動を行わない人は、30歳を過ぎると一年に1%の筋肉が落ちていき。65歳を過ぎると4か月ごとに1%の筋肉が落ちるといわれます。

筋肉が落ちると、筋肉の力「筋力」が下がるのは当然ですが、食事からとった糖やグルコースの70%を消費していた筋肉が減ることは、消費されない糖類脂肪へと向かうということでもあります。
また、年齢を重ねると基礎代謝が低くなりますから、同じ量の食事を続けていても、脂肪にまわされる栄養がどんどん増えて、肥満の原因となります。

食事でとった栄養素の70%を筋肉が消費していると書きました。また、体の筋肉の70%は下半身に有ります

筋肉

つまり、下半身の筋肉を適度に使うことは、筋肉が落ちていくことを防ぎ(アンチエイジング)、同時に、食事で得た糖類の約半分(0.7✕0.7=0.49)を消費することになるので、肥満予防にも繫がることになります。

しかも、スクワットを行うとお尻、背中の筋肉が鍛えられますので、体幹がしっかりして姿勢が良くなります。従って、歩く姿や立ち姿が若々しくなります(見た目でもアンチエイジング)。

スクワットで、筋肉を鍛えることは、上記の他にも、とても大きな利点があります。
それは、筋肉を鍛えると、成長ホルモンの分泌が盛んになることです。
生長ホルモンは、細胞の成長や再生を行うホルモン「若返りには、必須のホルモン」で、脳下垂体から分泌されます。成長ホルモンが分泌されることで、免疫力が高まる。新陳代謝がが活発になる。記憶力が高まる。そして、筋肉量、骨密度が増します
まさに、アンチエイジングそのものと言えます。

成長ホルモン
成長ホルモン

スクワット
ここからは、下半身の筋肉増加に有効な運動として、「スクワット」について書きます。
スクワットは、特別な器具を必要とせず、広い場所も必要とせず、もっとも筋肉増加の効果が大きい運動です。

スクワットは、下半身にある筋肉の中でも特に大きな大殿筋、大腿四頭筋を鍛えることができます。また、大腰筋や腸腰筋などの(アンチエイジングに最も大切な歩くための筋肉)も鍛えます。

スクワットを行うことで、高齢になっても、自分の足で行きたいところへ行ける人生を楽しむことができます。まさにアンチエイジングな人生をつくれると言えます。

スクワット



スクワットを行う上で気をつけたい事

ゆっくりと呼吸をしながら、行いましょう。
呼吸を止めて行うと内臓を圧迫し、動きが早くなります。
反動はつけずに、ゆっくりとした動きで行いましょう。

反動をつけずにゆっくり行う方が、成長ホルモンの分泌が盛んになります。

  • 回数を多くすることは意識せずに、無理なくゆっっくりを毎日続けることが、アンチエイジングに、大きな効果があります。パソコンでの仕事が終わったら1回。歯磨きが終わったら1回。入浴の前に1回。一気に続けて行わなくても、間を置きながら行っても良い効果を得られます。
      

種類のスクワットのやり方

ノーマルスクワット

  • 足は外側30度くらいに開きます。つま先は膝と同じ向きにします。
  • つま先と同じ向きに膝を曲げる。
  • 腰を低くしていく時に、膝はつま先より前に出さないようにしてください。
  • また、背中を丸めないように注意して下さい。
  • 太ももが床と平行になるまで下ろしたら、ゆっくりと元の姿勢に戻る
    • 膝は曲げ切らないようにします。曲げ切ると膝への負担が大きくなります。

ワイドスクワット

前記のノーマルスクワッドでぐらつく人は、安定が増すワイドスクワットをお勧めします。

  • 足は外側に45度くらいに開きます。
  • 背中を真っ直ぐにしたまま、太ももと床が平行になる程度までゆっくり体を沈め、元の状態までゆっくり戻ります。

スロースクワット

  • 足を肩幅に開きます
  • 腕を胸の前で組んでいきます
  • つま先よりも前に膝が出ないように、お尻を引いて下さい
  • 太股と床が平行になるぐらいまで、膝を5秒かけてゆっくりと曲げていきます
  • 膝を約40度の角度まで5秒かけて伸ばします

    スロースクワットの注意点
    ・膝と床が平行になるまで下がり、膝がまっすぐになる手前まで戻ります
    ・呼吸は吸って吐いてを繰り返します 呼吸は止めません
    ・一回一回を丁寧に、行います

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